畑打つ青山の家の刻み作業が進んでおります。
只今、弊社の作業場では連休明けに小川町で上棟予定の畑打つ青山の家の刻み作業が進んでおります。
寄居町の峰雲広き藤田の家に引き続き、職人の手による手刻み(構造材を加工する作業)の家となります。

棟梁による墨付け(柱や梁などを加工するための目印をつけていく作業)は完了し、今は職人一同で手刻みを行っています。

材料も、埼玉県産の杉やヒノキをつかっています。尺梁(30センチの高さの梁)は、杉の赤身の良質な材料を入れて頂きました。
木材の赤身とは、木材の芯に近い赤身を帯びた部分のことをいいます。木材の外側は白太と呼ばれ、白っぽい部分のことをいいます。
赤身は白太より、耐久性や強度があり、腐りにくいという性質を持っています。

昔ながらの手工具である鉋(かんな)やのみ、のこぎりや電動工具である丸鋸や角のみ盤など、多種多様な道具を使いこなし、作業を進めています。

作業場には、杉の木のいい香りでいっぱいです。このにおいも、リラックス効果や安眠効果があると言われています。
木材は、五感を大いに刺激してくれる家づくりにはもってこいの材料です。



連休後は、いよいよ建て方となります。道路の関係で、手起こし(クレーン等を使わずに手作業で材料を組み上げていくこと)での建て方となります。
体力勝負ですが、怪我のないよう細心の注意を払い、作業を進めてまいります。
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株式会社SUHARU建匠
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E-mail:smail@suharu-kenshou.co.jp弊社は川越市を拠点に営業している建設会社です。木造住宅の新築工事、リフォーム、古民家リノベーション、店舗工事からオーダー家具製作、水廻りのお困りごとや火災報知機の取り換えなど生活に関わる些細な注文も承っております。