吉見町 O様邸 新築工事

伝統構法の板倉工法を用いた2階建ての住宅です。床・内壁・外壁に杉の無垢材を使用しており、杉の心地よい香り・温もりを感じる空間になりました。壁は柱と柱の間に30㎜の杉板を落とし込んでいます。小屋組み(屋根)は手刻みで加工しました。伝統的な仕口・継ぎ手が使われています。

土間に薪ストーブが設置され、オープンな空間なため、家全体を温めてくれます。板の間の3枚引きの掃き出し窓も製作された木製建具です。外の景観をこの窓から取り込むことができます。

キッチンは、弊社にて製作しました杉板のL型キッチンとなっており、オーダーのため、天板の高さや引き出しの位置など自由につくることが可能です。

無垢杉板でつくられた統一感のある自然体の家となりました。

概要

施工時期:2018年2月
所在地:埼玉県吉見町
構造:木造2階建て(板倉工法)
延べ床面積:87.9㎡
元請け:盟章建設㈱
設計:里山建築研究所

仕様

床仕上:杉(無垢材)節あり
壁仕上:杉(無垢材)節あり
建具:木製建具
土間仕上:磨き出し仕上
浴室:桧の浴室(ハーフユニット仕様)
暖房設備:薪ストーブ
吹き抜け:あり

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