毛呂山町 T様邸 新築工事

ご夫婦おふたりで住まわれる平屋の家です。

無垢の木やしっくいの壁などの自然素材にこだわり、合板等の新建材を使わない家づくりをお施主さまが希望されました。太陽光パネルを設置し、最小限のエネルギーでの生活を実践されています。現在では構造材の加工はプレカット(構造材を工場で加工すること)が主流となっていますが、この家は、大工の手による昔ながらの墨付け・手刻みで構造材の加工を行いました。関わった人たちの想いがぎゅっと詰まった平屋の家です。

切妻屋根の野地板が室内の天井の化粧材にもなっています。この緩やかな勾配の天井により広がりを感じるLDKとなりました。3枚引きの障子から差し込む柔らかな光がとても心地いいです。

北側の書斎はLDKと繋がる、ひとつの空間ではありますが本棚で仕切られ、適度なプランべートな場所となっています。 机と本棚は弊社で製作したものですが、建物にも使われている杉の材料でつくられているため、統一感があります。

家庭菜園を楽しみながら、大らかな暮らしを楽しめる家となりました。

概要

施工時期:2022年5月
所在地:埼玉県毛呂山町
構造:木造平屋建て
延べ床面積:69.56㎡
設計:アーキ,クラフト

仕様

床仕上:桧(節なし)、杉(節あり)
壁仕上:漆喰(お施主様施工)、和紙
建具:木製建具(杢正、サークルトレード)
土間仕上:モルタル洗い出し仕上げ
暖房設備:ペレットストーブ

家具製作:SUHARU建匠

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