古民家に住み続ける
日本では昔から木材を使って家づくりがなされてきて、木の家は時間の経過とともに味わいを増していくという特徴を持っています。柱や梁に使われている木材は年月を重ねるごとに強度を増していく素材です。
今でも町を見渡せは、歴史を感じさせる古民家をみつけることができます。ところが昨今、まだまだ使えるにも関わらず、取り壊されてしまう民家を多く目にします。安易に取り壊してしまう前に、直して使い続けるという選択肢もあるということを、お考えに入れて頂けましたら幸いです。味わいのある柱や梁、黒光りした床板などは、早々に手に入るものではありません。そんな素材の魅力を引き出すことは可能です。
弊社は、伝統構法を用いた家づくりを行っている工務店です。
技術を持った職人だからこそできる家づくりがあり、皆様の家のお直しのお手伝いをさせて頂けましたら幸いです。
〜「古民家に住み続ける」 ためになにができるか〜
建物の歪みを直す
長年使われていると建物が傾いている場合があります。傾いていると引き戸が開かなくなるなどの弊害が起こります。屋起こし作業を行うことで建物全体の傾きを修正することができます。
断熱改修
古い家のデメリットとして寒さが挙げられます。その弱点を補うためには家全体を断熱材で覆うことが理想的です。建物の状況を判断し適切に断熱材を設置することで断熱性を改善することができます。
- 補助金対象となる場合があります。
開口部(窓)の改修
冬になると窓からの冷気を感じ寒さが増します。窓からの冷気を遮断するには、窓を性能の良いアルミサッシに変えたり、内窓を設置することで断熱性を高めることができます。
- 補助金対象となる場合があります。
耐震補強
壁の中に筋違いや耐力面材(ボード状の補強材)をバランスよく設置することで耐震性を高めることができます。
雨漏れ、シロアリ等による腐食箇所の補修
屋根等の雨漏れは原因箇所を見つけ、適切に補修することで改善することができます。また、シロアリや湿気等により腐食してしまった部分も安心して住まい続けられるよう補強や取替えができます。
- 建物の状況により、施工が難しい場合があります。
- 補助金は状況により、受けられない場合があります。