越生町 M様邸 古民家改修

概要

施工時期:2021年10月
所在地:埼玉県越生町
構造:木造2階建て(改修工事は1階の玄関、LDK、サロン、書斎、浴室、脱衣室など)
設計:アーキ,クラフト
キッチン・インテリアのデザイン:アトリエビーツー
リフォーム内容:キッチン、ダイニング、リビング、馬小屋、玄関土間の改修工事、建具交換

Before

After

築100年以上という古民家の改修工事を行いました。
昭和の改修時に使われたビニール系の床やクロスの壁は取り除かれ、玄関の床は洗い出し、壁はしっくい仕上げ、建具は木製建具となりました。元からこの姿だったのではと思えるほど、しっくりと馴染んでいます。

中に入ると、まず現れるのは、広いダイニングキッチンです。キッチンには、山々を望める大きな窓が配置されました。

キッチンは、お施主さまのお友達でデザイナーでもあるアトリエビーツーの黒沢さんの設計となります。
充実した収納、広い作業スペース、丁寧に考えられた使い勝手や動線によって、快適なキッチンとなっています。

書斎は、建物の北側は痛みが激しかったため、土台や柱は、ほぼ入れ替えました。壁・床は無垢の板で仕上げられ、障子からの柔らかい光の効果で、やさしい雰囲気となっています。

脱衣室は、床・壁・天井と無垢の板で仕上げられています。
シンプルな洗面カウンターは、車いすでも、椅子に腰かけながらでも使える、やさしいつくりとなっています。

元々、馬小屋だった場所は、昭和の改修で物置に。
そして、令和の改修で、なんとサロンに生まれ変わりました。曲線を描く古い梁を表しとし、壁と天井は土壁で仕上げました。映画鑑賞をしたり、音楽を楽しんだりと、ゆったりとした時を過ごすことができる、温かみのある空間となりました。

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